工場の臭気状況の分析・把握ならお任せください

テクノメデイカルでは、臭気対策のエキスパートとして臭気状況の把握から脱臭手法の選択、事前脱臭効果確認テスト、実装化に至るまで一貫したお手伝いを行う臭気環境アセスメントサービスをご提供しています。

臭気状況の把握

臭気対策コンサルタントがお客様の施設にお伺いし、様々な指標を用いて臭気環境を明確化します。どのような指標を用いるのが最適なのか、お客様専用のアセスメントを行います。

【実施項目】

においマップ作成

臭気判定士が現場をくまなく歩き回り、すべての発生源を探し出します。ピックアップした臭気発生源をランク付けし、近隣などへの影響度の大きさを推定します。踏査結果は地図上に記載し、臭気の拡散範囲、滞留範囲を明確にします。また、臭気指数測定、臭気成分濃度測定の必要性を検討します。

排出設備調査(排気量・粉塵量調査)

排出設備周辺調査

計画建物立地場所の悪臭規制調査

臭気指数(濃度)測定

臭気指数(濃度)測定

悪臭防止法が定める三点比較式臭袋法により、現場で採取した臭気の臭気指数を測定します。臭気を数値化することにより、排出臭気が悪臭防止法規制基準を遵守しているかどうかを確認できます。

三点比較式臭袋法とは

専用のポリエステルバッグに採取した空気を、活性炭で濾過した無臭空気を詰めた3リットル容積の希釈用バッグに注射器で注入。その袋の中で正確に希釈した臭気をつくり、ほかの無臭空気だけのバッグと嗅ぎ比べて、どれが臭気が混ざったものであるか判別ができなくなるまで実験を行います。このときにまぐれあたりを防ぐために、無臭の空気だけのバッグ2個と希釈した臭気が入ったバッグ1個の計3個のバッグを嗅ぎ比べるところから、「三点比較式」と呼ばれます。

臭気成分分析(定性・定量)

臭気成分分析(定性・定量)

ガスクロマトグラフィによるガス定性・定量分析を行い、問題となる臭気の成分を特定します。

臭気排出強度(OER)算出

臭気排出強度(OER)算出

臭気濃度×排気風量にて臭気排出強度(OER)を算出し、近隣に対しての排出臭気の影響度を順位付けします。複数の排水口がある場合、どこの排気から手をつけてよいかの指針にすることができます。

臭気拡散シミュレーション

臭気拡散シミュレーション

脱臭対策実施前の問題臭気の拡散状況と実施後の拡散状況をシミュレーションいたします。これにより、見た目に見えないニオイの対策効果が視覚的に理解できる資料になります。

現場条件での最適な脱臭対策のご提案(比較表作成)

現場条件での最適な脱臭対策のご提案(比較表作成)

現場より集めたデータを集計・分析・解析し、何が問題なのかを明確化いたします。それを脱臭対策設計の知見といたします。

臭気環境の知見より、お客様の設備状況を考慮しながら現実的な脱臭対策・設備提案をさせていただきます。悪臭苦情の原因ガスは複合臭気・粉塵・ミストを含有する場合があるため、構築した脱臭設備が実ガスで効果を発揮するかどうか、設備維持管理上問題が発生しないかどうかを現場試験にて確認いたします(対策設備の最終仕様決定)。

  • 食品工場の導入事例
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